雨漏り修理に火災保険が適用出来るかもしれません

雨漏り修理の際、屋根交換となってくると高額な費用になるケースが多く、雨漏りということで想定外の急な費用となることが多いかと思います。そういった急な費用に、火災保険が使えたらとても嬉しいですよね。しかし、火災保険を使うには条件があり、全ての雨漏りに適応できるわけではありません。補償内容に「風災、雹災、雪災」入っており、尚且つ、自然災害によってうけた被害の場合は、保険金が降りる可能性が高いです。
経年劣化・人的被害については、適応されない場合が多いです。

火災保険に加入しているかどうか分からない方

火災保険に加入しているか分からない方は、以下の方法で調べてみて下さい。

・【保険証券を探してみる】
保険証券とは、保険に加入しているかを証明する書類です。見つからなく保険会社を覚えている方は、コールセンターに電話をして確認を取ってみましょう。

・【通帳を確認してみる】
保険会社も覚えてないという方は、通帳を確認し火災保険が引き落とされていないかを確認するのも一つの手です。

・【郵送物から探す】
加入して住所が変わっていない場合、保険会社からお知らせが届いていると思いますので確認してみてください。

・【銀行に聞く】
家を建てる際に、住宅ローンを使用した場合、火災保険も一緒に加入している可能性が高いです。
ローン先の銀行に確認してみましょう。

・【不動産業者に聞く】
賃貸に住んでる方は、不動産会社に確認してみましょう。
契約する際に、加入しているケースが多いです。

その他にも確認方法はありますが、これらが一般的な確認方法になります。
基本的に、持ち家の場合は住宅ローンを組んでいれば加入していると思われます。
賃貸の場合は、賃貸借契約の関係などで加入必須としている場合がほとんどですので、不動産などに確認するのがいいと思います。

火災保険が適応できる場合

  • 台風などの強風によって、屋根材が浮く、瓦がズレる、雨樋が壊れる、瓦屋根の漆喰が崩れるなどの被害
  • ひょうが降って、屋根・天窓に穴が空くなどの被害
  • 地震によって外壁にヒビが入るなどの被害
  • 雪の重みによって雨樋が壊れるなどの被害
  • 竜巻で飛んできた飛来物によって屋根が破損した場合など

このように、風・ひょう・雪等の自然災害による被害が適応されるケースが多いです。

火災保険が適用されないケース

  • 材質の経年劣化による被害
  • ソーラパネルの設置など、作業場の過失に等による人的被害
  • 施工不良による被害
  • リフォームや増築の影響によっての被害
  • 修理際の費用が20万円以下の場合
  • 被害を受けてから3年以上が経過している場合

このように経年劣化や人的被害では、適応されないケースが多いです。

火災保険について動画にて解説

雨漏りの中には、火災保険を使用して雨漏りを修理することが出来る場合があります。 基本的には、家のローンを支払中の場合は皆さん火災保険にはご加入していらっしゃいますので確認してみてください。

こちらの動画でもお伝えしていますが、基本的には、自然災害である台風等による強風、大雪、大雨等により、屋根が飛ばされたり、変形してしまったりしたものを元の状態に戻す、という場合に保険が降りるケースが多くあります。
最終的な判断は保険屋さんがされますが、私たちにご相談いただければ、お見積りの作成や保険会社に提出する写真等を撮影し、豊富な経験からアドバイスをさし上げることができます。

〈実際に保険で修理がされたケース〉
雨漏りで保険が降りる場合は、たいてい実際に被害にあった外側の部分、そして家の中の天井や廊下等を復旧するためのお金が保険会社より支払われることになります。 大抵の場合、支払いがされる場合には、申請してから1ヶ月程度で振込がある場合が多いです。保険の請求は、過去に遡ってできますので、「去年の台風で瓦が飛ばされて…でもお金が無くて修理できなかったんだよ」などという場合でもご相談いただければと思います。 せっかく火災保険の代金を払っているのですから、きちんと請求できる部分は請求し、より快適な生活を送られるようお手伝いさせていただきたいと思っています。