②シーリングの劣化
シーリングは主に、雨水の侵入を防ぐ役割と、建材の固定、クッションの役割があります。他にも補修の際に使われたりします。
どんなにぴったりと、資材同士をくっ付けても隙間が開いてしまうため、建物を建てる際には、シーリング処理は必須となっています。なのでシーリングが劣化してしまうと雨水が侵入し雨漏れにつながります。
シーリングの劣化には以下の4つがあります。
・外壁とシーリング材との間に隙間ができてしまう剥離
・シーリング材の真ん中が切れてしまう破断
・シーリング材が取れて後ろの下地部分が見える欠落
・シーリング材が細かく、ひび割れしている状態
シーリングの症状により補修方法は異なります。
大きく分けて2つの方法があります。
①打ち替え・・・既存のシーリングを撤去し新たに充填する方法
②増し打ち・・・既存のシーリングの上から新たに充填する方法
シーリングの寿命は一般的に5~10年と言われています。シーリングの劣化が確認できたら業者に依頼してメンテナンスしましょう。