雨漏りの原因で、これから増えてくるのはきっと……

あなたも、雨漏りでお困りになって、こちらのページを見てくださっているのでしょうか?
雨漏りは、本当に嫌になりますよね。

もう少しすると梅雨がやってきます。
平年並みだとすると、沖縄はもうそろそろ梅雨入りですね。
できれば、梅雨になる前に雨漏りは修理してしまいたいものです。

先日来、2件ほど、テレビ取材の依頼がありました。
1件は、「他業者に雨漏りを直してもらったはずなのだけれど、雨漏りが直っておらず、その原因等を改めて私たちに見てほしい」というものでした。
私たちの方でも、時間を都合して、1週間後の取材日に伺う手筈を整えたのですが、
2、3日後にご連絡をいただき、雨漏りで困っていた方が、やっぱりやめた、とおっしゃったということで、企画そのものがなくなったのでした。

2件目は、テレビ局が新しい企画を考えていて、その企画のヒーローとして、私たち雨漏りドクターが出演してほしい、という依頼でした。
最終的には、連絡が途絶えてしまったためどうなるのかは分かりませんが、どちらにしても雨漏り修理のエキスパートが、人々から求められていることは、間違いありません。

業者の知識・技術力附則が原因となる雨漏り

どうしてか、というと、
やはり一番の理由は、雨漏りの原因は、突き止めるのが非常に難しい、ということでしょう。
ある程度、屋根の事を知っている専門業者であっても、やはり10年、20年、何千件もの案件を経験して、初めてある程度の原因を、それまでの経験や知識から割り出すことができるものなのだと思っています。

だから、中途半端な業者に依頼しても、なかなか本当の雨漏りの原因を突き止めることはできません。
本当の原因が分からないままに修理してしまっているので、数年ももたずに雨漏りが再発したり、さらにその雨漏りが激しくなってしまったり、ということが頻繁に起こるのです。

特に問題が起こりやすいのが、業者の知識不足です。
塗装業者の知識不足で、屋根を塗装したのだけれど、雨漏りが止まったかと思ったら、半年後、一年後に雨漏りが、前よりも激しくなって再発した、という事例は後を絶ちません。

また、雨が漏っているすぐそばが原因だと思い、シリコン等を塗って対処したはずなのだけれど、実は本当の原因は屋根のもっともっと上の方で、そこからの雨漏り自体は止まっておらず、こちらも、しばらくしたら雨漏りが激しくなるケースが多いです。

家主さんがメンテナンスを意識していなかったために起こってしまう雨漏り

一方で、建築業者から家主さんへ伝えるべきことがきちんと伝わっていなかったために雨漏りが起こってしまう、という事例も多くあります。

私たちのところへ数多くいただくお問い合わせの中で、もったいない、と思う雨漏りが、リビングのすぐ上がベランダになっていて、ベランダの部分から雨が入ってしまい、雨漏りがしている、というものがあります。

ベランダ部分は、若干造りが複雑になっている部分もあるので、業者の施工が悪い場合も多々あるのですが、何よりも多いのが、家主さんがメンテナンスをしていなくて雨漏りにつながってしまう、というケースです。

防水屋根というのは、年々進化はしていますが、原則として築10年程度の頃に一度は点検をし、そして場合によってはメンテナンスをする必要があります。

ところが、家を建てた家主さんにとって、築10年というのは、まだまだ建てたばかり、という意識になってしまっていて、雨が漏るなどということは、つゆほども思わず、メンテナンスすべきところをメンテナンスせず、そして雨が漏ってしまう、ということがあるのです。

同じような原因として、壁からの雨漏りも考えられます。

壁が何枚ものサイディングと呼ばれる板をつなぎ合わせて作られているような構造になっている場合、そのつなぎ目にコーキング材と呼ばれるシリコン系の材料を打つことで、つなぎ目を埋めるのですが、これが、紫外線等の原因で、早ければ、やはり築10年頃からひび割れてきたりすることがあります。

特に南面の壁が一番やられやすいです。
そこをきちんと意識していれば、こちらも築10年くらいで、きちんと点検をし、必要であれば雨漏りをする前に、コーキングを打ち直す、という作業をしなければなりません。

これは、建築業者が口を酸っぱくして、何度もお伝えする必要があるところでもありますし、家主さんがもっともっと意識をしてほしいところでもあります。

それが嫌なら、そもそも防水を使ったベランダを作るべきではないですし、コーキングが必要なサイディングを壁材として使うのではなく、もっとメンテナンスが少なくてすむ、板金を使った壁材等を使用するべきだと思います。
建築業者としては、そういったことを、家を建てる方に、設計の段階からアドバイスして差し上げたいところですね。

建売の一戸建て等を購入される方の場合は、ご自身で選ぶことができない場合がほとんどですから、その場合は、とにかく建築業者からきちんと、何度もお伝えしてほしいと思います。

これから増えると思える太陽光パネルを設置したことによる雨漏り

このように、業者の知識・技術不足、家主さんの意識不足から派生する雨漏り、というのがこれまでは多くあったのですが、ここに、これから多く加わってくると予測されているものがあります。

それが、太陽光パネルを載せたことによる雨漏りです。

先日、テレビ局へご提供した動画でもありましたが、特に太陽光パネルを設置するのが、今から2012年より前くらいだった方は、気にしてみてほしいのですが、太陽光パネルを、屋根に穴をあけて設置していたケースがほとんどだと思います。

太陽光パネル自体が、雨が直接屋根に当たるの防いでくれます。また、穴の周りをコーキング材で埋めてある場合がほとんどで、そのコーキング材が劣化してくると雨漏りしてしまう確率が上がるのですが、劣化させる原因となる紫外線もパネルがあることで当たりにくくなっています。
ですから、比較的、雨漏りしてくるまでの期間は、長くなると思えますが、初期の頃に設置した太陽光パネルはそろそろ、10年を超えてきています。

設置した手法から言って、間違いなく雨漏りがしてくると予測されますので、あと5年以内に、相当の数の太陽光パネルを設置した方からの依頼が来ることになるでしょう。

ただ、私たちとして残念なのは、「安く簡単に直すことができない」ということです。
すでに穴が空いてしまっているので、それを根本的に修理するには、パネルを下ろして、屋根の穴を埋めて、またパネルを上げ、今度は穴を空けない方法で設置する、ということになるのですが、太陽光パネルを下ろして上げる、という作業だけでもかなり費用が掛かってきます。
そのうえ、一度穴を空けてしまった屋根を修理しなければなりません。
そうすると、本来、太陽光パネルを設置したことで、電気代が安くなるはずだったのに、それどころではなく、本来の電気代の何十倍もの費用をかけて雨漏りを修理しなければならなくなってしまうのです。

そんな案件が、ここ2、3年、ちらほらと出てきています。
ただ、まだパネルを載せて10年以内で、設置した業者が倒産していない場合には、保証が使える場合もあります。ですから、設置業者やメーカーに連絡をして、何とかしている場合が多いですし、私たちもそのようにアドバイスさせていただいています。

ところが、あと数年で、その保証が使えなくなってしまうケースが一気に増えます。
そうなると、きっと多くの方が声を上げ始め、ある意味、社会問題にまでなってくるのではないか、と思うのです。

私たちとしては、何とかして、ある程度簡単に修理できる方法を模索していきたいとは思っていますが、それにしても、ちょっとその行き先が不安になっている今日この頃です。

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